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子ども(小学生以上)の嘔吐〜原因と対処方法・ウィルスによるものなど

子どもの年齢が上がるにつれてストレス・緊張・不安・動揺などが原因の嘔吐が増えてきます。
このような精神面が原因の「周期性嘔吐症」は、2−10歳に発症することが多く、突然嘔吐が始まり数日間続くのが特徴です。
嘔吐の回数が多くなると胃液や血液が混ざり、息が甘酸っぱい臭いになります。
食欲不振となりぐったりしてくることがあるので、まずリラックスさせて精神的緊張をやわらげ、水分や消化のよいものを与えましょう。
必要ならば鎮吐薬も服用します。思春期に達するころには自然に治まるケースがほとんどです。

それ以外の嘔吐については次のような病気が考えられます。


● 自家中毒

代謝などの身体メカニズムが乱れることで起こる病気で、突然腹痛を伴った嘔吐が始まり、激しくなるとコーヒーのかすが混ざったようなものを吐きます。
口からは甘酸っぱいにおいがします。


● ロタウイルス腸炎

白く水っぽくすっぱい臭いのする下痢と38度前後の熱を伴います。


● 急性虫垂炎

右下腹部に痛みを感じ、微熱があるなら急性虫垂炎が考えられるのですぐに病院へ行きましょう。


● アセトン血性嘔吐症

血液中のアセトンという物質が増えたことで起こる病気で、突然顔色が悪くなり激しく嘔吐します。
繰り返し嘔吐しますが危険な病気ではなく、心身の疲労からくるものだと推測されています。
命に別状はないのでイオン水やスポーツドリンクなどを与えて様子をみますが、飲んだものをすぐに吐いてしまうような場合は病院へ連れて行くことをおすすめします。

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